森羅万象から学ぶ人生羅針盤「不安がもたらす不幸を遠ざける」
2022.10.04
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「不安がもたらす不幸を遠ざける」
社会学者の上野千鶴子氏は、不安というものについて、「恐れの対象が何か良く分からない時に起こる感情である」と述べています。それには、恐れの対象を明らかにすることから始め、不安の原因を取り除いていけば、自分で解決することができるとしています。
世の中には、様々な不安の要素に溢れています。人は、何かしらの不安材料を抱えながら生きていますが、その不安も人それぞれです。そして、その不安が不幸をイメージさせてしまうため、恐れてしまうのです。
例えば、私の会社・躍進の主力業務の1つに木材保存があります。具体的には、床下点検から始まるシロアリ・腐朽菌対策なのですが、これも「もしシロアリや腐朽菌のせいで、家に住めなくなったらどうしよう」というお施主さまの不安を取り除く仕事です。そうすれば、住めなくなるという恐れはなくなるのです。
前述の通り、不安は不幸をイメージさせますが、一番大事なことは、不安に思いすぎて心が不幸にならないようにすることです。大地震の被害などによる実際の不幸に遭遇する前に、心が不幸になっては、平穏な日々の生活やその後の人生に大きな影を落とすことになってしまうからです。
老後の不安などは、健康面、経済的な面、人間関係など多岐にわたる不安のオンパレードで、考えるだけで不幸になる気がします。しかし、この世のあらゆる分野において、不安解消の手立てはいくらであります。
まずはそれを調べ、今すぐ実効性のある手を打てるだけ打ちましょう。そうすれば、不安がもたらす不幸は、間違いなく遠ざかっていくことを肝に銘じてください。
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