森羅万象から学ぶ人生羅針盤「不平等を生かす」
2021.03.27
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「不平等を生かす」
よくある間違いに、同権を平等と履き違えることがあります。我々は、同権であるべきであっても、平等にはなれないのです。
これに関連して、イギリスの作家グラント・アレンの言葉に「人はすべて生まれながらにして自由かつ不平等である」があります。確かに、その通りだと思います。
例えば、学問や芸術、スポーツなど、生まれながらにして、様々な才能に恵まれている人はたくさんいます。
お金持ちの家庭に生まれるのと、貧しい家庭に生まれるのでは、与えられるものに差が生じてしまいます。
美形に生まれるのと、そうでない場合とでは、周囲の目が違ってきます。
生まれた国家が、平和国家なのか、それとも紛争地域なのかなどの要因も、平等性を確保するうえで、大きく影響してしまうのです。
各方面で、ジェンダー論が叫ばれていますが、それでも、男女は平等ではないのです。明らかに体力差があるため、すべての面において平等性を確保することは難しいのです。
これを踏まえたうえで、不平等は、それぞれの役割、個性と、ポジティブに捉えるべきです。
女性は、子供を産むという役割を担ってくれます。言うまでもなく、女性にしかできない役割です。
誰もが、ハンサム、美人であれば、映画やドラマは成立しません。いろいろなタイプの俳優がいるから、面白い作品ができるのです。
みんな東大に入学できるような秀才である必要はありません。学校の勉強は不得意でも、料理の腕前なら、誰にも負けないのであれば、一流のコックになれるでしょう。
誰もが、不平等を生かすことで、前向きに生きられるのです。決して、不平等は、不利ではないことを認識しましょう。
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