森羅万象から学ぶ人生羅針盤「不撓不屈の精神で臨む」
2024.12.16
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「不撓不屈の精神で臨む」
『武器よさらば』、『誰がために鐘は鳴る』、『老人と海』などの名作で知られ、1954年にノーベル文学賞を受賞したアメリカの作家アーネスト・ヘミングウェイの言葉に、「人間は負けるようにはつくられていない」があります。
まさに、世界の“男の文学”を代表する素晴らしい言葉です。それは、常勝し続けるといった意味ではありません。負けを認めなければ負けではないし、人間とは自分自身に勝ち続けている限り負けないのです。
それを踏まえてヘミングウェイは、「負けるようにはつくられていない」、つまり、潜在意識のなかに不撓不屈(ふとうふくつ)の精神が備わっていると言い切っているのです。その精神に気付く人と気付かないままで終わってしまう人の2種類がいるだけなのです。
では、その精神に気付き、負けを認めないためにはどうしたらよいのでしょうか。それには完全に完膚なきまでに叩きのめされても、「まだ本当の勝負はついていない」として立ち上がり、再挑戦すればよいだけです。
そのために、正確なPDCAサイクルを回し続けるのです、回し続けている間は、負けは決定しません。そうしていつかは間違いなく真の勝利が訪れます。負けとは、別な言い方をすれば諦めることなのです。
しかし、のっぴきならない事情で撤退しなければならない時は、むしろ撤退する勇気も必要です。それでも「負けないようにつくられている」ことを肝に銘じ、何事も不撓不屈の精神で臨みましょう。
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