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森羅万象から学ぶ人生羅針盤「世界的に見て…」は落とし穴
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森羅万象から学ぶ人生羅針盤「世界的に見て…」は落とし穴

2025.02.05

森羅万象から学ぶ人生羅針盤「世界的に見て…」は落とし穴
 元財務官僚のある経済学者は、2021年5月にTwitter(現X)上で日本と各国の新型コロナウイルスの感染者数を比較し、「日本は世界的に見て『さざ波』。この程度の『さざ波』で五輪中止とかいうと笑笑」と投稿し物議をかもしました。

 一歩下がってみると、この発言は事実としては間違っていません。しかし、「世界的に見て…」と、世界と比較した数値を述べるにとどまっていることが問題なのです。

 こういう問題は、世界的な数値的比較で評価すべきではないのです。日本国内の医療現場のひっ迫状況でみて、事の良し悪しを判断しなければならないのです。コロナ禍が最も激しかったころの病棟は、さしずめ野戦病院でした。そのような中で、こうした発言はすべきではなかったと思います。

 もう1つ言わせていただきますと、彼は安倍晋三元総理を高く評価していました。その理由は雇用に関心を持った稀有な総理大臣だったからです。雇用が拡大すれば、一国の総理大臣の役割であるマクロ経済の充実を実現でき、現に景気は浮揚しました。

 しかし、その雇用の中身が問題で、非正規雇用が圧倒的に増えたに過ぎず、正社員なれないため住宅ローンすら組めない人が増えたのも事実です。

 それなのに彼は、「世界的に見て、これが普通なんですよね」と平然とおっしゃいます。日本という国は、日本人の幸せ実現のためにある国です。それを肝に銘じて、安直に「世界的に見て……」という比較はするべきではありません。とんでもない落とし穴にはまる危険性を強く認識してほしいと思います。

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