森羅万象から学ぶ人生羅針盤「中期経営計画の中で解決する」
2025.04.14
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「中期経営計画の中で解決する」
よく知られていることわざに「来年の事を言えば鬼が笑う」があります。その意味は、明日何が起こるかわからないのに、来年のことなどわかるはずはない。将来のことは予測しがたいから、あれこれ言ってもはじまらないということです(デジタル大辞泉より抜粋・要約)。
しかし、企業トップであれば、このことわざの意味を理解しても実際に受け入れるわけにはいかないでしょう。なぜなら、来年どころか10年先、20年先を予測して経営戦術に反映していかないと、倒産・廃業を余儀なくされるからです。
それを防ぐためにどの会社も、少なくとも中期経営計画を作成し、目的や具体的な達成手法を落とし込んでいます。
そして、売上高、利益率、投資計画などの具体的な数値目標をはじめ、市場拡大、新規事業の展開、製品やサービスの強化、経営資源(ヒト、モノ、カネなど)の再配分、市場環境や経済状況への変化への対応などが、具体的に示されます。
しかし、中期経営計画には見直しはつきものです。そのためPDCAサイクルを適切に回し、その都度の見直していかないと長期経営計画作成などは至難の業となります。
それには問題、課題を必ず中期経営計画の中で解決する努力を忘れてはいけません。そしてすべての目的・目標を実現して鬼の顔から嘲笑を消してください。
もちろんその後も鬼に嘲笑されないようにしっかりとした中期経営計画をつくり実行・実現し続けてください。鬼も一切笑えなくなるでしょう(笑)。
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