森羅万象から学ぶ人生羅針盤「人の命を預かる責任の重さ」
2025.06.04
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「人の命を預かる責任の重さ」
この『森羅万象から学ぶ人生羅針盤』では、愛の鞭として部下を叱ることは許されても、怒りをぶつけるのは一方的な感情で、憎しみ以外の何物でもないと警鐘を鳴らしてきました。そして多くの人が異口同音に同じ旨の言葉を述べています
しかし、例外が1つだけあります。人の命を預かる仕事に携わっていながら、手抜きをするような社員には、容赦なく激怒してもよいとも思います。
パワハラ・モラハラが浸透している令和の時代にこんな発言をすれば問題になると思いますが、人の命を預かる責任の重さを感じない態度に怒りが湧いてくるのは当然だと思います。
これは友人の友人(私にはまったくの赤の他人です-笑)が、子供の頃いたずらで線路に石を置いたそうです。そのことを親に話したら、普段温厚な父が怒り狂い、その日一晩、家に入れてくれなかったというのです。
お父さんにしてみれば、息子のいたずらでもし脱線事故を起こし何百人の命を奪ってしまったら、自分が死んでお詫びだけでは済まされないからです。
私たち住宅関係者も、人の命を預かる仕事です。私の会社・躍進では住宅点検業務を主体に営業しておりますが、もしそこで無責任な調査をし、それが原因で耐久性の劣化に気付かずに大地震が発生すれば、その瑕疵が原因で家が倒壊し、住まわれる方が圧死することになります。
医療現場はもちろん、食品製造にも同様のことが言えます。まさにあらゆる仕事で人の命を預かる責任の重さを軽んじる社員がいたら、容赦なく激怒し、厳罰に処するべきだと思います。
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