森羅万象から学ぶ人生羅針盤「人の道を外れない」
2021.12.24
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「人の道を外れない」
『論語』が元になった四字熟語のなかに「造次顛沛(ぞうじてんぱい)」があります。「造次」とは、急に何かがおこり慌ただしくなること、「顛沛」は、逆さまにひっくり返る、転ぶということです。そこから、わずかな時間という意味に例えられるようになりました。
この元になった部分は、「君子は食を終うる間も仁に違(たが)うこと無し。造次にも必ず是(ここ)に於いてし、顚沛にも必ず是に於いてす」です。立派な人は、食事中でも人の道から外れることはなく、急に何かが起こっても人の道に基づいて冷静に行動をし、もし何かに躓(つまず)いても人の道をもって物事を判断するという意味です。切羽詰まっても、一切慌てないことの重要性を示しているのです。
人間は弱いもので、時間に追い詰められると、人の道から外れてしまうことがたくさんあります。例えば、遅刻しそうになり、焦って電車に乗ろうとして、横入りをしたり、平気で人を突き飛ばしたりする人がいます。しかし、冷静になれば、マナー違反をしたことを、非常に恥ずかしいと思うものです。
いついかなる時でも、人の道を外さないためには、まず、論理的であり、話したり行動したりする前に、必ず一旦は考えるようにするのです。そうすることで、問題が発生した時の対処法の選択肢を見つけやすくなるのです。
そして、常にピンチを想定し、シミュレーションを繰り返しておけば、追い詰められてもパニックになることはなくなるのです。
こうすることで、いつでも冷静な自分でいられ、どんな時でも決して人の道に外れた行動をとることはなくなります。そして、何よりも道に外れると、人として大事なものを失う可能性があることを肝に銘じておきましょう。
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