森羅万象から学ぶ人生羅針盤「人生という自転車に乗る」
2021.08.29
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「人生という自転車に乗る」
特殊相対性理論および一般相対性理論などで知られ、20世紀最高の物理学者とされたアルベルト・アインシュタイン氏の言葉に「人生は自転車に乗るようなものだ。倒れないためには走り続けなければならない」があります。
倒れないようにするには、自転車を停めて両足をつけば良いなどと言う人がいますが、それでは、その時点で何もかもストップしてしまいます。やはり、走るという努力によって、人生という自転車は前進できるのです。
そして、ペダルを漕ぎ続けていれば、どんどんスピードがついてきて、踏み込みが楽になり、ペダルから足を離しても前進します。それは、努力を続けていれば、それまでできなかったことが、いつの間にか楽にできるようになることに通じるのです。
また、上り坂に差し掛かれば、ペダルは非常に重たくなります。上り坂を走ることは、試練に直面した時と同じで、ペダルを全力で漕がなければ、その坂を上りきることはできないでしょう。
しかし、下り坂では、何もしなくてもスピードが出てきます。それは、まさにチャンスが到来した時によく似ています。追い風に吹かれているように、自然に前進してしまうのですが、どんどん加速していくという落とし穴があります。
これに対処するために、ブレーキが必要になってくるのです。むしろ、ブレーキをかけながらでないと進めないでしょう。誰しも、チャンスが訪れた時ほど油断するものです。そのためには、自制心というブレーキをもって、冷静に客観的に対応するように心掛けなければいけません。
人生には、上り坂、下り坂だけでなく、でこぼこ道や曲がりくねった道もあります。しかし、どのような道でも、必死でペダルを漕ぎ、前進する努力を怠らないでください。そうすることによって、人生は大いに充実していくのです。
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