森羅万象から学ぶ人生羅針盤「人生は正しく振り返り正しく前進」
2024.04.10
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「人生は正しく振り返り正しく前進」
デンマークの哲学者キルケゴールの言葉に、「人生は振り返らなければ理解できないが、前を向かなければ進んで行かない」があります。まさにこれはPDCAサイクルの本質を突いた言葉と言っても過言ではないでしょう。
PDCAサイクルにおいて、前述の言葉で「人生」に当たるのがP(プラン=計画)とD(ドゥ=実行)です。まさに計画しそれを思い通りに実行してこそ、生きている甲斐があるというものです。
しかし、誰しも必ず大きな壁やトラブルに遭遇するものです。そこで「振り返り理解する」C(チェック=検証)を実行します。
そしてそれが済んで「前を向かなければ進んで行かない」に当たるA(アクション=実践)が実行されます。この「前を向かなければ」には、CがAの行動動機になっているのです。
過去は後悔したり愚痴をこぼしたりするために振り向くものではありません。反省のために振り向くものです。そして適切な反省がなされるからこそ、正しい道を確認でき前進できるのです。
十分に、そして適切に反省したら、後は前を向くだけです。決して脇見をしてはいけません。脇見は迷いを誘発します。それではせっかく行ったCが無意味になり、Aは前進できずにそのまま止まっていなければならなくなります。人生は正しく振り返り正しく前進しましょう。
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