森羅万象から学ぶ人生羅針盤「他人に認められてこそプロ」
2022.08.19
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「他人に認められてこそプロ」
プロフェッショナル(以下プロとする)とアマチュアの違いは、報酬の有無だけでありません。それについて、本連載でも度々ご案内している、土屋ホールディングスの創業者・土屋公三氏が開発した社員教育プログラム「3KM生涯幸福設計」において、プロとアマチュアの差について言及しています。
「3KM生涯幸福設計」では、プロは一人前になっても一生勉強や努力を怠らない人で、アマチュアは一人前になるまでには専門的な勉強をしますが、一人前になったら勉強をしない人と定義づけています。
なぜなら、プロに対する評価はあくまで他人の判断が基準となりますが、アマチュアの評価は自画自賛でもまったく問題ありません。しかしプロは、常に勉強をはじめとする努力を継続していないと、他人の目で見て無価値な存在となり、あっという間に取り残されてしまうからです。
例えばプロ歌手は、体調が悪くてもステージに立ち、高いクオリティの歌声を披露しなければなりません。同時に、その歌声に磨きをかけ、飽きられないために新曲を次々に発表する必要があります。それはお客さま、つまり他人の評価を得るためなので、それを実現するからお金がもらえるのです。
一方、アマチュアなら、好きな曲だけを練習し、好きな時に披露して、それに対する評価も自己満足で許されます。だから、勉強や努力を継続することは、必ずしも必要とされないのです。
やはり他人に認められてこそプロです。そんなプロでありたいのなら、常に新しく高いレベルを維持していくために、勉強や努力の継続が必要不可欠であることを肝に銘じておきましょう。
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