森羅万象から学ぶ人生羅針盤「他人を犠牲にしない」
2024.03.03
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「他人を犠牲にしない」
自由に生きるということ実現したければ、憲法に定められた国民の3大義務である、「教育の義務(正確には、普通教育を受けさせる義務―26条2項)」「勤労の義務(27条1項)」「納税の義務(30条)」を果たし、誰にも迷惑をかけることのない範囲で自分の好き勝手な思いや行動に走ることです。
ここで自由を「わがまま」と捉えてはいけません。自由はliberty(リバティ)であって決してfree(フリー)ではないのです。Libertyにはduty(デューティ)、つまり義務がその裏側に付いており、やるべき義務を果せば誰にも迷惑をかけない範囲で自由を享受できるのです。
しかし「わがまま」はちょっと質(たち)が悪く、他人までも自分の思うように動かそうという部分があります。それはもう「誰にも迷惑はかけない」という自由の最低限の定義から逸脱しています。また「わがまま」は他人の権利を奪うだけでなく、「Time is Life(時間は人生そのもの)」の観点から言えば、その人の人生を奪い取っているのです。
また、裏を返せば他人の犠牲になって生きることも止めるべきです。もちろん人の親であれば子供に対する責任があるので、犠牲的精神が必要かもしれませんが、赤の他人のために犠牲になって生きることに何の意味もありません。
会社でも、心ある企業トップや上司、先輩は、自分の利得のために、社員、部下、後輩を犠牲にすることはないはずです。しかしもし、人の道を外れた態度で接してくるような企業トップや上司、先輩がいたら迷わず拒否しましょう。
そのため一時的に不利益を被ることはあるかもしれませんが、必ず心ある人がちゃんと見ており助けてくれ、正しい道に導きチャンスを与えてくれることを忘れないでください。
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