森羅万象から学ぶ人生羅針盤「代替が利かない人材とは」
2026.01.23
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「代替が利かない人材とは」
どのような会社でも、絶対にこの人にだけは辞めてほしくない人がいます。その最右翼は、以前に何回かご案内した「一人前社員製造機」のような管理職です。
そして不要なのは、1人だけとびぬけて優秀で、「俺がいなければこの会社は成り立たない」と思いあがっている人です。なぜならその人が力を持てば増長し、社員全体のモチベーションは下がる一方だからです。
以前にもお話したように、苦戦している社員に、「○○したらどうか」とか「●日までに時間をあげるから、今教えたことをヒントにして自分で考え成果をあげてごらん」という管理職は、間違いなく「一人前社員製造機」です。
また特殊技能を持っている人は、完全に会社の“魂”です。これはパナソニック株式会社が、あの超大国から撤退した時に証明しています。
あの超大国は、「技術に関するノウハウはすべて国に提出しろ」「撤退する時は工場施設を置いていけ」という耳を疑うような条件を出す国です。それ以外にも不平等な契約が多すぎたため、パナソニックはノウハウも施設も残し、群馬県に新工場を設けます。
その時、絶対に手放さなかったのは、製品のコンマ0.00ミリの誤差を手作業で修正できる職人さんたちでした。つまり技術は手放しても、“魂”は絶対に手放さなかったのです。
しかしあの超大国は、技術ノウハウさえあれば完全に同じものができると高を括っていたのです。ところが微小な誤差を埋められず、不良品と返品の山となりました。まさにこうした職人さんたちこそが代替の利かない人材の象徴なのです。
企業経営者であれば、代替の利かない人材を辞めさせないようにする力がなければ、遠からず会社が傾くことを肝に銘じておきましょう。
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