森羅万象から学ぶ人生羅針盤「企業の目的は社会性の確保」
2022.01.15
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「企業の目的は社会性の確保」
中国の古典『書経』のなかに「功の崇(たか)きはこれ志(こころざし)、業の広きはこれ勤(きん)」があります。
そして、功を功績、業を業績とし、さらに功績を社会的使命、業績を会社の成果とすれば、この2つを関連付けることで、企業の役割が明確になるのです。企業の志、つまり目的は社会性の確保で、勤勉によって会社の業績を上げ、社会の幸福を実現することです。
社会性のない事業を展開しても、決して長続きはしません。松下電器産業(現パナソニック)創業者・松下幸之助氏も、「企業は社会の公器」と位置付け、その社会性を重んじていました。また、経営学者P.F.ドラッカー氏も「知りながら害をなすな」として、金もうけのためなら、何をしても構わないという社会性の欠如を否定しています。
社会性を確保すれば、会社で働く従業員は、その仕事に間違いなくやりがいを見出します。そうすることによって、意識が高まり、いわゆる不祥事もなくなるのです。
そして、このやりがいこそが勤勉を実現するのです。勤勉には、ただ単に一生懸命仕事をしているという意味だけでなく、言葉の裏側に苦労や努力があるのです。その苦労や努力を厭(いと)わず、仕事に勤しむ原動力は、自分が社会の役に立っているというやりがいなのです。
まさに、高い社会性を確保することで、自然と仕事のやりがいが生まれ、皆が勤勉になって、会社の業績が大いにアップするのです。そのことを肝に銘じて、企業のあるべき姿を確保してください。
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