森羅万象から学ぶ人生羅針盤「似て非なるものはたくさんある」
2025.04.04
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「似て非なるものはたくさんある」
よくネットニュースをはじめ新聞、雑誌において、誰もが知っている大物経営者が、日本経済の未来像もしくはあるべき姿、危機などを語っている記事を目にします。それには2つの特徴があるように思えてなりません。
1つ目は大物経営者同士の見解が全部違うこと、2つ目は半年及び1年後にその記事を読み返すと、その予測がすべて外れていることです。
実はこれは仕方がないことなのです。なぜなら日本経済を語るのであればマクロ経済学を勉強しなければならないからです。マクロ経済学はGDPや雇用、人口動態、貿易収支など、大きなテーマを扱うものです。
それに対して企業経営というものは、以前にもお話ししましたが、ミクロ経済学の一分野なのです。消費者動向や農作物の生産動向をはじめ、これから消費者が望む商品やサービスを予測し、それに対して適切に対応するものです。
この2つは同じ経済学の分野でも、お医者さんなら心療内科と整形外科ほどかけ離れたもので、ミクロ経済学の実践者である企業経営者が、いくら議論を積み重ねても、分野も方向性も違うマクロ経済学の答えを求めることはできないのは当たり前です。
ならばミクロ経済学の実践者である経営者同志ならつながりが持てると思われがちですが、Aさんが語るミクロ経済学としての経営論は、Aさん自身に基づく成功例です。つまりそのままBさんには当てはまるとは限らないのです。
そのため私は経営学者P.F.ドラッカー氏やパナソニック創業者・松下幸之助氏の意見も、私の会社・躍進に合うものだけ取り入れたり、アレンジしたりして活用しています。
このように、似て非なるものはたくさんあります。一歩下がって冷静な目で見て耳を傾け、得た知識や情報を使い分けましょう。
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