森羅万象から学ぶ人生羅針盤「何事も気持ちの問題」
2025.11.05
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「何事も気持ちの問題」
作家の井上靖氏は、「年齢というものには、元来意味がない」と言っています。まさしくその通りです。年齢には肉体年齢と精神年齢の2つがありますが、この2つが必ずしも合致しているわけではないからです。
以前にもご案内した喜劇俳優の大村崑さんは93歳とは思えない若さと明晰な頭脳で、今でも現役で俳優活動をおこなっております。
その一方で、まだ40代なのに、運動も食事管理もしないで、あちこちが痛い、苦しいと言っている人を見ると、「この人は歳をごまかしているのではないか」と疑りたくもなります。
要するに、井上靖氏が指摘する「意味がない」とは、前述の通り肉体年齢と精神年齢が必ずしも合致しているわけではなく、何事も気持ちの問題に過ぎないからです。
大村崑さんは以前にご案内した通り、86歳の2018年春頃から筋トレを開始し今日まで継続しているのです。大村さんには「もう年寄りだから今更……」などという考えはありません。
気持ちの若い人は、「精神年齢が低い」を誉め言葉として受け取っています。その代表と言えば、俳優の柳沢慎吾さんでしょう。
友人の俳優・中井貴一さんは柳沢さんについて「20代から63歳の今日まで、変わらずに『警察24時』『ひとり甲子園』などおなじみのパフォーマンスを披露し、一切芸風が変わっていない。それでいてみんなに愛されている」と、その精神年齢の若さを評価しています。
柳沢さんは去る9月21日、22日に初単独ライブ「THE 柳沢慎吾劇場」を有楽町朝日ホールで開催し、その“人気芸”を披露し大成功を収めました。その後単独ライブツアー「THE 柳沢慎吾劇場 東京・愛知・大阪 三大都市 大捜査網ツアー」が開催されることが決定したといいます。
大村さんや柳沢さんの活躍を見る限り、本当に(肉体)年齢には意味がないとつくづく思いました。
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