森羅万象から学ぶ人生羅針盤「余裕から希望を見出す」
2022.02.26
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「余裕から希望を見出す」
イギリスの偉大なる劇作家シェイクスピアは、『リア王』の中で、「『今がどん底だ』と言える間は、まだ本当のどん底ではない」と述べています。そんな状況でも確実に言えることは、自分を省みて「どん底である」と認識できる余裕が残っているのです。
また、デンマークの童話作家アンデルセンも、『絵のない絵本』において、「人間というものは、不幸のどん底にいるときでも、たいそう見栄を張ることがあるものです」と述べています。本当のどん底というものは、そう簡単に訪れることはなく、何かしらの余裕があるのです。
そして、その余裕には間違いなく希望が残されています。それを引き金にして、具体的な策を講じれば、苦境から這い上がれる可能性があるのです。
それにはまず、つまらない自尊心を捨てることです。前述のアンデルセンの言葉にあるように、見栄を張るという余裕は自尊心の裏返しであり、それが邪魔をして、なりふり構わず行動しようという気持ちにならず、人の助けを求めようとしなくなるのです。
やはり、素直に人の助けを求め、物心両面の援助によって環境を変えることができれば、新たな価値観が身に付くものです。それによって、今まで見えなかったものに気付くことができ、新たなチャンスは舞い込むことになり、それを活かせれば、容易に苦境から這い上がれるのです。
どん底だと思っている人の話を聞くと、例えば受験や就職に失敗した、勤務先が倒産した、離婚して人生の先が見えなくなったなどが多く、実際はいくらでもリカバリーが利くケースばかりなのです。ただ、一時的に冷静さを欠いているだけで、それを取り戻せば、間違いなく余裕が生まれ、希望を見出し、苦境から脱することができると肝に銘じておきましょう。
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