森羅万象から学ぶ人生羅針盤「個性を生かすことが自分を生かすこと」
2025.06.26
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「個性を生かすことが自分を生かすこと」
以前、マーティン・スコセッシ監督の映画『カジノ』で、ロバート・デ・ニーロが演じる主人公のサム・ロススティーン(通称エース)の名セリフ、「やり方は3つしかない。正しいやり方、間違ったやり方、俺のやり方だ」をご案内しました。
この言葉を逆に読んでみると、「俺には俺のやり方しかできない。それは結果として正しいか間違っているかだけだ」とも受けとれるのです。
なぜなら人間には個性があり、その個性は唯一無二で誰にもマネできず、また「角を矯めて牛を殺す」ということわざがあるように、無理やり個性を矯正してはいけないのです。
ビジネスシーンで仕事ができる人は、一番素晴らしい成果を挙げられる自分なりのやり方を自覚しており、それが個性であると認識しています。まさに「俺のやり方」なのです。
むしろ中途半端な能力よりも、強い個性のほうが成果に結びつきやすいと言っても過言ではありません。個性を生かすことが自分を生かすことだからです。その個性を否定することは、自分をだめにする最大の要因なのです。
要は、他人に迷惑をかけなければどんどん個性を発揮して、素晴らしい能力を大いに発現させてください。それは自分らしく生きることで、自分であり続ける証でもあるのです。
個性は往々にして先天的なものです。それは素材の魅力ですが、「玉磨かざれば光なし」のように、後天的な努力でどんどん磨いて、世のため人のために役立てましょう!
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