森羅万象から学ぶ人生羅針盤「億万長者になっても働く」
2023.03.28
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「億万長者になっても働く」
有名な「働かざる者食うべからず」という慣用句は、新約聖書の『テサロニケの信徒への手紙二』3章10節には「働こうとしない者は、食べることもしてはならない」という一節が元になっています(ウィキペディア〈Wikipedia〉より抜粋・要約)。
もちろん、ここで言う「働かざる者」とは、「働ける能力や環境にあるにも拘らず働こうとしない者」を指しており、病気や老齢、心身の障害があり、働きたくても働けない人を指して言っているのではありません。
働く理由は、生活のためであったり自己実現のためであったりしますが、働くことではじめて社会の一員になれる資格を得ることができるのです。
よく億万長者になって、一生遊んで暮らしたいと想像する人がいますが、仮に世の中の全員が億万長者になって働かなくなれば、だれも農業に従事することなく食料の生産が止まってしまい、社会そのものが成り立たなくなります。
働かないことは世の中をダメにすること以外の何物でもありません。同時に、働くことで自分の存在が自他ともに認められるのです。仮に私が何らかの形で億万長者になっても、変わらずに働いて社会のために尽くしていると思います。
私は健常者ではないので、頭を使って社会貢献するしかありませんが、出来る範囲で頭をフル回転させ、少しでも人様から感謝されるような仕事をしようと思います。
それにより、神様から「お前はこの世で生きてもよい」というお墨付きがもらえるのです。そうして、自分が社会の中で認められていることが実感できることを忘れないでください。
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