森羅万象から学ぶ人生羅針盤「元気の基本は科学的知識」
2023.02.24
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「元気の基本は科学的知識」
「元気があれば何でもできる」は、昨年10月に鬼籍に入った元プロレスラー・アントニオ猪木選手の有名なキャッチフレーズです。つまり、「何かを成し遂げたいのであれば、まずは元気、つまり健康でなければならない」ということです。
しかし、実際のプロレスラーで長命だった人は少なく、ジャイアント馬場選手は61歳、ジャンボ鶴田選手は49歳、三沢光晴選手は46歳で亡くなっています。プロレスラーは、日常的に体に大きなダメージが残る仕事です。それが積み重なれば早世するのは当たり前かもしれません。それに比べれば猪木氏は、むしろ長命なほうでしょう。
これに対し、一般人は日常生活で、プロレスラーのように「殴る蹴る」が仕事になることはありません。しかし、こうした外的なダメージを回避することは可能ですが、だからといって内的な部分に目を向けず、生活習慣病予防とストレス対策を一切しなければ健康は維持できません。
以前日本初のオリンピック参加選手の一人で、「日本マラソンの父」と称された金栗四三(かなくりしそう)氏の墓碑に刻まれている、「体力、気力、努力」という言葉をご案内しました。
物事を成し遂げるためには努力が必要で、それを克服・継続するには強い精神力、つまり気力と、それを支える体力の元になる健康な体が必要なのです。
そして、これは一見、精神論のように聞こえてしまいますが、極めて科学的な視点に立った基本中の基本の姿勢なのです。つまり、元気の基本は科学的知識に他ならないのです。
これを踏まえ、正しい科学的・医学的視点に基づいた行動を、日常からとることによって健康が実現され、猪木氏の「元気があれば何でもできる」が実現されることを忘れないでください。
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