森羅万象から学ぶ人生羅針盤「共感溢れる言葉や行動」
2024.12.03
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「共感溢れる言葉や行動」
スイスの哲学者アンリ・フレデリック・アミエルは、「己自身を悲しみにゆだねるのは危険だ。それは勇気と立ち直る希望を奪い去る」と述べています。しかし、一時的に悲しみに暮れるのは仕方のないことです。問題はいつまでもくよくよしていてはダメだということなのです。
最愛の人を失った悲しみには、中々立ち直る勇気が湧いてこないものです。特に母親が、自分の子供が夭折(ようせつ)してしまった場合などは、魂の抜け殻のような状態になり、最悪の場合、精神疾患を患うこともあります。
生きていく以上、悲しみや苦しみとは隣り合わせです。しかし、それに負けては生きていても仕方がありません。やはり何らかのきっかけをもって、勇気と立ち直る希望を手に入れましょう。
それには、苦しいのはあなただけではない、みんなあなたを応援しているという励ましが必要です。すぐにV字回復することは難しいでしょうが、時間さえあれば必ず立ち直ります。
そんな周囲の協力には、共感が不可欠であることを忘れないでください。同じ悲しみか、もしくはそれに類する悲しみをもった人が、どのように克服したのかを示すことで人を救うことができるからです。
そんな共感溢れる言葉や行動が、勇気と立ち直る希望を与えるのです。何よりも心底寄り添い、相手の立場、気持ちになって救うことを忘れないでください。私も皆がそうしてくれたおかげで2度の大病を克服できたのです。
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