森羅万象から学ぶ人生羅針盤「冷静に自分を追い詰める」
2022.05.01
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「冷静に自分を追い詰める」
古代中国の書物『易経』の有名な言葉に「窮すれば即ち変ず、変ずれば即ち通ず」があります。これを縮めた「窮すれば通ず」のほうがよく知られているかも知れませんが、「ピンチに陥っても環境は変化する、変化が起きればチャンスが訪れる」という意味で、いつも冷静になって危機を分析し、好機が訪れるのを待って適切に対処せよということです。
また、克服すべき課題を解決する姿勢として考えても良いかもしれません。例えば、営業のノルマなどは毎月必ず訪れる課題です。そして、必ずしも毎月お客さまや取り扱う商品やサービスが同じであることはなく、それぞれに違った条件を乗り越えることを要求されるのです。
しかし、どんな時でも冷静さを失うと、現実逃避したくなってしまうものです。うなだれて何もしなくなったり、よく考えもしないであれこれと無駄で無意味な動きを繰り返したりしてしまうのです。最悪なケースは、「溺れる者は藁をもつかむ」とばかり、決して手を出してはいけないようなことに走ってしまうことです。そうなっては元も子もなくなってしまいます。
それには、何よりもとことん考え抜くことで、解決への大きな閃きが生まれるものです。そして、その際は決して取り乱してはいけません。成功する人は常に冷静で客観的なのです。
冷静に自分を追い詰めれば必ず活路は見出せます。そのためには、決して悪い要因に囚われたり、出てしまった結果に引きずられたりしないことです。そうすることで、健全な精神状態で窮し、自然に頭が柔軟になり、視野が広がって変じ、正しく通じることができることを忘れないでください。
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