森羅万象から学ぶ人生羅針盤「利益第一主義は見捨てられる」
2024.08.31
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「利益第一主義は見捨てられる」
2024年パリオリンピックも閉会し、現在はパラリンピックが開催されております。オリンピックでは、日本は予想以上のメダルラッシュとなり、特にフェンシングの選手たちの活躍には目覚ましいものがありました。
そんなパリオリンピックの裏側で、パリ在住の起業家で大型投稿サイト「2ちゃんねる」の創始者であるひろゆき氏がネット上で、「パリ症候群」と呼ばれる現象について興味深い投稿を行いました。
ひろゆき氏によれば、「パリ症候群」とは、フランスに良いイメージを持ってやってくる外国人が、フランスの現実を見てショックを受ける症状を指すものです。
ひろゆき氏が指摘する例として、「オリンピックの選手村にエアコンがなく自前で取り寄せと設置を強要」をはじめ、「選手村の食堂の食事に肉がなくアスリートなどから批判殺到」「水質の悪いセーヌ川で競技を強行」などです。
これこそがまさに「パリ症候群」であり、その原因はフランス人の国民性にあると言われています。フランス人は自己利益を最大化する人が多いため、オリンピック観光に訪れた外国人は、フランスらしい日常を見たにすぎないわけです。
いかにもmight is right(強いものが正しい)という欧米人特有の体質を露わにしたものですが、「おもてなし」を旨とする日本人にとっては、理解しがたい外国文化の典型例で、絶対に真似してはいけません。
そして言うまでもないことですが、日本の中小企業のビジネスシーンでは、こうした利益第一主義の会社は、真っ先にお客様に見捨てられることを肝に銘じておきましょう。
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