森羅万象から学ぶ人生羅針盤「努力する天才になる」

2021.07.02

森羅万象から学ぶ人生羅針盤「努力する天才になる」
これまで、「1％のひらめき（天才性）は、99％の汗（努力）のなせる業」をはじめ、発明王エジソンの言葉を様々にご案内してきましたが、エジソンは、発明の天才である前に、努力する天才であったと思います。

　そして、元マラソンランナーの瀬古俊彦氏も、現役選手時代の恩師・中村清監督から、努力する天才になるように言われてきました。基礎体力で勝る外国人選手に勝つために、努力する天才であることを実行してきたのです。

　努力する天才は、間違いなく、努力そのものを楽しんでいると思います。そして、努力している自分自身を褒めているはずです。それは、努力がもたらす成果というものを実感し、心を充実させているからです。

　それには、努力の方向性を間違えないことです。そのためには、第三者の視点による客観的なアドバイスなどを得ることで、正しい方向性が定まるはずです。
　誤った努力をしても、成果は得られず、当然ながら楽しむこともできないため、努力そのものがいやになってしまいます。それは、極めて惜しいことです。

ちなみに、ヘアケア製品の世界的メーカー「ヴィダルサスーン」の創業者ヴィダル・サスーン氏の言葉にも「成功（Success）が努力（Work）より先に来るのは、辞書の中だけだ」があります（日本語の辞書でも同じことが言えます）。
　まさに、現実の世界では、努力なくして成功はあり得ないのです。ビジネスでも、スポーツでも、努力の積み重ねの上に、輝かしい成功があるのです。

　そして、生まれついての天才は、ほんの一握りの人しかいませんが、努力する天才には、凡人でもなれるのです。そこが重要なポイントなのです。
そのことを肝に銘じて、努力する天才になることは、極めて有意義であることを知るべきでしょう。

森羅万象から学ぶ人生羅針盤「努力する天才になる」

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