森羅万象から学ぶ人生羅針盤「効率性とリピーター率」
2024.09.02
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「効率性とリピーター率」
効率性ばかりを重視せざるを得ない状況になると、必然的に限られたサービスに特化することになり、そのお客様がリピーターになっていただけるかどうかは難しくなると言わざるを得ません。
単純にコストだけを考えますと、そのお客様からいただくお代金に見合った商品やサービスの提供しかできません。しかしそれに固執すると、効率性とリピーター率は反比例するでしょう。
それに対して、会社の規定を逸脱しない範囲で、担当者決済のもと、「この程度の一手間(ひとてま)をサービスさせていただこう」という姿勢でお客様に臨めば、確実にリピーター率はアップします。
つまりお客様は、「気を利かせてくれた」担当者を忘れないからです。そして、「また○○さんにお願いしたい」と言ってもらえるようになります。
もちろん、会社のルールに従って(躍進の場合は「規定業務」)の範囲で行うものですが、大事なのはたった1回だけの効率性を取るか、リピーターとなってもらえる方を取るかという問題なのです。
よく「損して得取る長者の商い」と言われるように、長いスパンで取引を考え、その中で十分に利益を確保できるのであれば、適切な担当者決済のサービスは必要でしょう。
しかし担当者が変わり、前任者からの引継ぎにおいて正確なコミュニケーションが取れていなければ、担当者決済を特別扱いと勘違いされてしまいます。
この勘違いだけは絶対に避けないと、効率性とリピーター率の反比例だけでなく、会社の基本理念にも大きく影響することだけは忘れないでください。
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