森羅万象から学ぶ人生羅針盤「勇気をもって臨む」
2021.01.24
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「勇気をもって臨む」
ドイツの作家ジャン・パウルの言葉に「小心な人間は危険の起こる前に怖れる。臆病な人間は危険の起こっている間怖れる。大胆な人間は危険が去ってから怖れる」があります。
これを、別な言葉に置き換えて解釈してみますと、言い訳の多い人は、やる前からあれこれ言い、不満の多い人は、やりながら愚痴をこぼし、勇気ある人は、何事にも前向きに臨み、事が終わってから十分に反省するという意味になるのではないでしょうか。
もちろん、未知なるものにチャレンジするときは、誰しも不安な気持ちになります。しかし、どうしても、それを乗り越えなければならないときに、それぞれの人間性というものが出てしまうようです。
誰が見ても、無謀と思えることに手を出すのは、愚かなことです。しかし、成功の可能性が十分に見込めるにも拘わらず、それにチャレンジしないのは、勇気がないだけなのです。
では、どうやったら、勇気をもってチャレンジできるのでしょうか。
まず、不安の原因を突き止めることです。なぜ、どういう理由で不安になるのか、その原因さえ明らかになれば、不安を克服できるきっかけが掴めるはずです。
そして、正しい知識を身につけるようにします。
往々にして、不安は無知が原因で生じるものです。新型コロナウイルスへの対応と同様に、「正しい知識をもって、正しく恐れる」ことが重要なのです。
さらに、第三者の意見も重要視しましょう。不安を解消するために、信頼できる人に相談し、適切な助言を仰ぐようにします。
真に勇気のある人は、未知なるものへチャレンジできる機会に恵まれたことに感謝します。不安を乗り越え、前向きな気持ちで物事に臨むことで、その経験が、光り輝くものになるからです。ぜひ何事にも勇気をもって臨んでください。
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