森羅万象から学ぶ人生羅針盤「勇気を養い活用する」
2021.05.17
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「勇気を養い活用する」
早稲田大学の創設者として知られる大隈重信氏の言葉に「学問は脳、仕事は腕、身を動かすは足である。しかし、いやしくも大成を期せんには、先ずこれらすべてを統ぶる(すぶる)意志の大いなる力がいる。これは勇気である」があります。
勉強ができ、仕事の能力や行動力があっても、大事業を成し遂げるには、これらを取りまとめてコントロールする、勇気という強い力が必要であるとしています。アニメの主題歌の文句ではありませんが、知恵と力と勇気があってこそ、大きなことが成し遂げられるのです。
勇気は、作り上げることができます。それは、いきなり無謀なことに挑戦させ、度胸試しをさせるようにして、強引に鍛えるのではなく、確固たる手順に基づくものです。
まず、あらゆる状況を細かく分析し、情報を収集します。そして、最悪の状況を想定し、事前に手を打つことで、安心と確信を獲得します。そうすることで、「これなら克服できる」という勇気の根拠が明らかになり、養い育てることができるのです。
そして、決して失敗を恐れない心を持つことです。
以前、「必ず成功するという信念を持つ」として、発明王エジソンの名言である「私は失敗したことがない。ただ、1万通りの、うまくいかない方法を見つけただけだ」をご案内しています。
このように前向きに捉えれば、どんな結果に対しても、大いなる値打ちが見出せ、失敗を恐れることはなくなり、勇気が湧いてくるのです。
前述のように、勉強ができ、仕事の能力や行動力があっても、勇気がなければ、宝の持ち腐れになってしまうこともあります。
勇気とは、まさに、未知の世界に挑むチャレンジ精神なのです。その精神を大いに養い、活用して、さらに成長し、大きなことを成し遂げてください。
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