森羅万象から学ぶ人生羅針盤「勝負は正々堂々と」
2025.10.22
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「勝負は正々堂々と」
ある社会学者が、「喧嘩の勝ち負けは本人同士が決めるものではない。それを見ている第三者が決めるものだ」と述べていました。
例えば強いものが弱いものをコテンパンにしても、周りの人が「あんなひどいことをするなんて許せない」と喧嘩に負けたほうの支持に回り、実際に“勝負に勝った”のは負けたほうになるからです。
以下政治関連の話になるのでその問題に詳しい友人の言葉を投稿いたします。
選挙の際、自分たちと主張が違う候補者へ、大音量のスピーカーでヤジを飛ばし演説を聞こえなくしたり、時には花火を焚いたりする過激な妨害活動をする人たちがいます。
友人は前述の社会学者の言葉を踏まえて、こんなことをやればやるほど、「この人たちと同類には思われたくない」という心理が働き、結果として妨害相手を当選させることになるのです。なぜこんな簡単なことに気付かないのでしょうか?小学生じゃあるまいし」と言っていました。
またある政党の代表は、偶然同じ場所で演説をすることになった無所属の女性候補に脅迫まがいのことをして逮捕されているのですが、「俺たちは政治をやってるんだ。そんな甘いもんじゃねえんだ!」と開き直ったとか。
友人は、「こうした妨害集団も脅迫まがいの行為もせずに、正々堂々と選挙戦を戦って勝負すべきだ。実に簡単なことだ」と述べています。
確かに最近の選挙活動の様相は一変しております。ひと昔前なら、対立候補の選挙カーとすれ違っても、「○○候補のご検討をお祈り申し上げます」という紳士的な挨拶を交換していました。
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