森羅万象から学ぶ人生羅針盤「問題意識を持ち現状打破する」
2022.07.24
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「問題意識を持ち現状打破する」
土屋ホールディングスの創業者・土屋公三氏追悼に伴う特別投稿3日目のテーマは「問題意識-前編」です。4日目に後編をお届けします。
土屋氏は、自ら開発した社員教育プログラム「3KM生涯幸福設計」(以下3KMとする)において、「現状に満足せず、未来のために自ら問題を投げかけ、これでよいのか、もっと良い方法はないのかという問題提起が大切である」と述べています。そんな現状を打ち破るためには、将来に対する夢・目標を明確にすることで、現状に対する前向きな問題意識が生じるとしています。
そして3KMでは、そんな現状の問題に対する問題意識について、6つの方策を挙げています。
1つ目は、まず問題そのものを知らない人には教え導くことです。2つ目は、問題を知っている人に対しては、さらにその本質を理解させるようにすることです。3つ目は、問題を理解している人には、問題解決できるように実習させることです。
4つ目は、問題解決ができる能力のある人には応援し指導することです。5つ目は、問題解決を実行できる人には、実行を継続させ、次の目標に進む意欲ややる気をかき立てることです。そして6つ目は、問題解決の実行継続ができる人には、そのことが当たり前のことにさせるのです。
常に問題意識を持ち、時代の変化を的確に把握することで現状打破が可能となります。それがイノベーションを生み出し、組織をより活性化させ、企業の新たな展望、局面が開かれることを強く認識しましょう。
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