森羅万象から学ぶ人生羅針盤「嘘つきは社内外をダメにする」
2024.10.06
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「嘘つきは社内外をダメにする」
ドイツの哲学者ショーペンハウアーの言葉に、「誰かが嘘をついていると疑うのなら、信じたふりをするがよい。そうすると彼は大胆になり、もっとひどい嘘をついて正体を暴露する」と述べています。
つまり平気で嘘をつく人を泳がせておくのです。こうすることで油断が生じ、決定的な証拠を押さえることが出来るわけです。
笑って済むような小さな嘘なら可愛いものですが、会社の屋台骨を揺るがすような故意や重過失を隠ぺいする嘘や、他人を陥れるための嘘は許すことはできません。しかし証拠を押さえることは難しいものです。
これに対して以前、この『森羅万象から学ぶ人生羅針盤』でご案内したように、虚言癖のあるようなレベルの人は、嘘を隠すために更なる嘘を塗り重ねていきます。
そして冒頭の言葉どおり、気付かないふりをしていると、「周りの人間には自分の魂胆など分かるまい」と自惚れ、調子に乗ってよりスケールの大きな嘘をどんどんつくものです。
その段階になると、もはや嘘のオンパレードになっており、収拾がつかないレベルになっています。同時に周りの人間は、その嘘つきの行為が前述のように会社の屋台骨を揺るがさないように、その都度陰でリカバリーしていくわけです。
嘘つきほど社内外をダメにする人間はいません。何よりもお客様からの信頼・信用を毀損(きそん)する張本人で、なんとしても駆逐しなければ組織は崩壊します。このことを肝に銘じ強く警戒し対応してください。
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