森羅万象から学ぶ人生羅針盤「堂々と嫌われる勇気」

2022.08.29

森羅万象から学ぶ人生羅針盤「堂々と嫌われる勇気」
　AKB48をはじめ、数々の女性アイドルグループを立ち上げた音楽プロデューサー秋元康氏は、「嫌われる勇気を持ちなさい」と述べています。なぜなら、嫌われる勇気がないと、誰からも良い人だと思われることを目指してしまうものですが、そんな姿は虚栄にしか映らず、結果として誰からもどうでもいい人になってしまうからです。

　そして、ここで言う「嫌われる」は、人の嫌がることをして疎まれるという意味ではありません。自分が正しいと信じていること、言いにくいことでも言わなければならないことをはっきりと発言するため、一部の人の利害と不一致になり、嫌われてしまうという意味なのです。

　その一方で、世の中には、多くの人から良い人だと評価される人がいますが、それは周囲の人が自然と評価しているのです。しかし、意図的に誰からも良い人だと思われることを目指せば、間違いなく八方美人になるでしょう。

そんな姿に多くの人が疑問を感じ、その人を信用しなくなり、どうでもいい人になってしまうのです。まさに、無駄な動きどころか逆効果なのです。

　しかし、嫌われる人は、必ずしも憎まれる人ではありません。厳しい上司や先輩は、その言動に愛情や正当性があれば、主観的に嫌いになることはあっても、客観的には大いに認めら、憎まれることはないのです。

　物事を成功に導くには壁にぶち当たるものですが、その壁を乗り越えるためには摩擦を余儀なくされるものです。しかし、周囲の人は、摩擦を怖れずに正しい道を歩む人を応援するものです。

そして、本当に強く正しい人は、嫌われながらも尊敬されていることを強く認識して、堂々と嫌われる勇気を持ってください。

森羅万象から学ぶ人生羅針盤「堂々と嫌われる勇気」

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