森羅万象から学ぶ人生羅針盤「外はいつでもオンである」
2022.06.20
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「外はいつでもオンである」
よく知られたことわざに「男は敷居を跨げば7人の敵あり」があります。男が社会で活動するときは、いつも多くの競争相手や敵がいて、いろいろと苦労があるという例えなのです(故事ことわざ辞典より抜粋・要約)。
現在では、男女ともにすべてのビジネスマンは、一歩外に出たら「7人の敵」に打ち勝つために、その行動基準はビジネスマンとしてどうあるべきかで判断しましょう。つまり、プライベートの時間でも、常にビジネスモード・オンの状態で、きちんと意識して行動しなければなりません。いつどこで誰に見られているか分からないので、公共交通機関の利用時などには、お年寄りや体の不自由な方に対して、積極的に席を譲るのは当り前なのです。
そして、いくら自分がお客さまの立場にあっても、物販店や飲食店のスタッフに対して、常に礼儀やマナー、モラルを順守し臨むのです。普段からこうしたことを励行しておかないと、いざ本番のビジネスシーンにおいて、ちょっとした隙が生じ、不遜な言動に及んでしまうのです。
一流芸能人などは、一歩外に出れば、決してイメージを崩さないように徹底して行動しています。また、悪役を演じる俳優さんなどは、「悪役が悪いことをしたらシャレにならない」として、外では徹底してルールを守り、人にはフレンドリーに接しているといいます。
以前「常在戦場」という言葉をご案内しました。いつでも戦場にいる心構えで事をなせという心得ですが、24時間365日の間、緊張の連続でいる必要はなく、せめて家庭内においては、緊張を解いて適切に休むことも必要です。それでも、自分のオンオフの切り替えをする際、オフはあくまで家の中だけで、外はいつでもオンであることを強く認識し、必ず「7人の敵」に打ち勝ってください。
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