森羅万象から学ぶ人生羅針盤「外見に滲み出る真の美しさ」
2021.04.14
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「外見に滲み出る真の美しさ」
以前「内面が映し出される」として、顔の造作がそれほどでなくても、「いい顔しているなあ」と、他人に思わせる人の表情には、その豊かな内面が映し出されていることを、ご案内しています。
これに関連して、アメリカの詩人サム・レヴェンソンの言葉に、「美しい唇であるためには、美しい言葉を使いなさい。美しい瞳であるためには、他人の美点を探しなさい」があります。
そして、これは、『ローマの休日』などの名作で知られる、女優オードリー・ヘプバーンが、愛してやまなかった言葉でもあります。
オードリー・ヘプバーン自身は、その外見も類まれなる美しさを誇っていますが、彼女の人気の秘密は、その内面の美しさにあるといわれています。
オードリー・ヘプバーンが、内面を磨こうと思ったきっかけは、意外にも、その外見に対するコンプレックスがあったからでした。
「あの美しさの、どこにコンプレックスを感じるのだろうか」と思われますが、意外に身長が高く、決して胸は大きくなく、顔の輪郭も四角いなど、その見た目は、当時の女性の美しさの基準と、ちょっとかけ離れていたためなのです。
そんな、オードリー・ヘプバーン自身の、晩年の名言に、「確かに私の顔にシワも増えました。ただ、それは私が多くの愛を知ったということなのです。だから、私は今の私の顔の方が好きです」があります。
63歳で鬼籍に入られてしまいましたが、シワのある晩年のオードリー・ヘプバーンの顔も、磨かれた内面がそのままに現れ、本当に美しいと思いました。
言葉の汚い人は、口元の形も、への字になったり、笑い方も卑しかったりしています。他人の粗探しをする人は、目つきが、決して良くはありません。
そうならないために、オードリー・ヘプバーンのように、常に、内面を磨き続け、外見に滲み出る真の美しさを手に入れてください。
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