森羅万象から学ぶ人生羅針盤「大きな目標を持つ」
2021.10.01
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「大きな目標を持つ」
一流アスリートが活躍している姿を見て思い浮かべる言葉に、『論語』の「小忍ばざれば則ち大謀を乱る」があります。文字通り、つまらないレベルのことを我慢できなければ、大きな目標を達成することはないという意味です。
オリンピックやパラリンピックでメダリストになる人は、まさにストイックです。やりたいことを我慢して、ひたすら練習に励むからこそ、メダル獲得という偉大な成果に結びつくのです。
その最大の理由は、自分の敵は自分であるということを知っており、誰にも負けない克己心があるため、欲望を抑えることができるのです。つまらない誘惑に負けることなく、遊びなどに費やす無駄な時間を練習に当てるからこそ、さらなる成長を遂げ、成果をあげられるのです。
そして、逆の見方をすれば、自分に大きな目標がないからこそ、ストイックになれず、つまらないレベルのことにふりまわされるのでしょう。
それでも、「今の世の中では、大きな目標を持っても、達成できるかどうかわからない」などと言い訳する人がいますが、何でも環境や社会のせいにするのではなく、大きな目標を持つことで、自分の使命感と世界観が変わることを認識してください。
大きな目標達成に夢中になれば、瑣末なことなどは、迷うことなく我慢できるのです。そして、目標達成のあかつきには、様々な分野で大いに認められて、自己実現という幸福が待っていることを忘れないでください。
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