森羅万象から学ぶ人生羅針盤「大人になっても夢を見る」
2021.08.30
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「大人になっても夢を見る」
『ローマ人の物語』などの著作で知られるイタリア在住の作家・塩野七生氏は、「ときに何もかも忘れて夢を見ることは、子供よりも大人に必要だ」と述べています。その理由は、大人には、子供にはないお金も能力もあり、本気になれば、その夢を実現することが可能だからです。それなのに、夢が持てないのは、極めてもったいないことです。
大人になり、夢が持てなくなる最大の理由は、様々な現実に直面して、押しつぶされてしまうからです。そうなると、夢を持つことに意味を見出せなくなってしまうのです。
さらに、自分の行動を振り返っていないことも、夢が持てなくなる原因のひとつです。行動し続けていれば、様々な成功体験をします。その過程において、自分にはどの程度の可能性が残されているのかを知ることができます。そうすれば、その可能性を信じて、夢を見る気持ちになり、実現に向けて努力してみようと思うようになるのです。
思えば、子供のころは、アニメや特撮ドラマを見て様々に空想し、将来は芸能人やプロスポーツ選手になりたいなどと、大いに夢を膨らませたものです。
しかし、大人になるにつれて、次第に現実を知るようになっていくのですが、それでも、メジャーリーグで大活躍している大谷翔平選手をはじめ、多くの著名人には、大人になっても夢を追い続け、それを実現した人が数多くいます。
子供が見る夢より、大人が見る夢のほうが、実現の可能性が高い分だけ、はるかに楽しいはずです。決して現実に負けることなく、いくつになっても夢を持ち続け、必ず叶えてください。
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