森羅万象から学ぶ人生羅針盤「大望達成は健康確保から」
2022.01.12
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「大望達成は健康確保から」
日本初のオリンピック参加選手の一人で、「日本マラソンの父」と称された金栗四三(かなくりしそう)氏の墓碑には、「体力、気力、努力」という言葉が刻まれています。一見、当たり前のように聞こえる言葉ですが、物事を成し遂げるために必要不可欠なことを順番に示しているのです。
何事も能力・素質だけでは成功への道筋は立たず、それを生かすための努力があって、才能が花開くものです。
しかし、努力というものは、いかなる分野においても辛いものです。好きなことであっても、辛さが付きまとうもので、それを克服するのは、何としてでも成し遂げる、何があっても継続するという強い精神力、つまり気力が必要です。
その気力を支えているのは、健康な体から発揮される体力です。体が持たなければ何事もやる気にならず、まさに、元プロレスラーのアントニオ猪木氏のキャッチフレーズである「元気があれば何でもできる」は、真実に他ならないのです。
大望を成し遂げたいのであれば、一も二もなく健康確保からスタートしましょう。それにはまず、食生活を見直し、良質な睡眠を十分に取り、時間を管理し、日々の最善のルーティンを決めることです。それを維持することで、自分の過不足に気付き、健康確保に必要なものを知ることができるからです。
健康確保に成功した後、強い目的意識を維持することで気力が養われ、周囲を気にすることなく努力を続けられるのです。まさに、大望達成は健康確保からということを肝に銘じて、「体力、気力、努力」の順に従って邁進してください
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