森羅万象から学ぶ人生羅針盤「奉仕して社会原理を学ぶ」
2025.01.08
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「奉仕して社会原理を学ぶ」
私の友人は同世代ですが、彼が20代のころスポーツクラブに入会し、会社帰りに筋トレしている話を1歳上の先輩にしたところ、「男が仕事を終えた後に、他の何かをしようなどというのは、仕事に全エネルギーを投入していない証拠だ!」と、叱られたといいます。
戦前生まれならともかく、同世代でこういう考え方の人がいるのかとちょっと驚きました。しかし仕事の余力をできるだけ残し、自分のことではなく社会奉仕活動にエネルギーを注ぐ人もおり、それは極めて重要なことだと思います。
友人の先輩は、いわゆる典型的な仕事人間なのでしょう。そういう人は、「世の中は仕事がすべて」という錯覚に陥っていたのかもしれません。なぜなら社会を動かす原理は、仕事という経済活動だけで構成されているわけではないからです。
むしろ仕事人間ほどボランティア活動に参加すべきではないでしょうか。そうすることで、自分が心血を注いで取り組んでいる仕事も、社会全体から見れば、ほんの小さな断片に過ぎないことを知ります。
同時に、ボランティア活動をはじめとした営利以外の目的で活動していることが、社会を動かしている極めて大きな原理であることを知るのです。
その代表は家族です。家族は社会の一番小さな経済単位ですが、偽装家族以外、営利目的の家族などいません。もし営利目的なら利益を生まない子供やお年寄りは不必要になるはずですが、そうでないことは誰が見ても明らかです。
少しでもチャンスがあれば、経済活動、営利活動から離れた奉仕を通して、真の社会原理を学びましょう。
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