森羅万象から学ぶ人生羅針盤「好奇心を持ち続ける」
2021.09.27
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「好奇心を持ち続ける」
行動の動機のなかで、特に大きなものは、好奇心だと思います。好奇心とは、興味を持った物事に対する知的欲求です。特に、幼い子供の多くは、興味を持ったものに対して、さらに広く深く知りたいという気持ちが強いものです。
しかし、成長とともに思考や行動範囲、人間関係などの幅が広くなるため、興味や関心を向けなければならない対象が増え、相対的にそれぞれに対する好奇心も薄れていくのです。
これに関連して、特殊相対性理論および一般相対性理論などで知られ「20世紀最高の物理学者」とされたアルベルト・アインシュタイン氏の言葉に「私には特殊な才能はありません。ただ、 熱狂的な好奇心があるだけです」があります。
アインシュタイン氏だけでなく、多くの成功者を支えてきたのは、「自分の選んだ道は奥深い。さらに追求して真理に到達しよう」という並外れた好奇心なのです。それは、テクノロジーや芸術、スポーツなどは言うに及ばず、企業経営でも同じことが言えます。好奇心が人々のニーズを探り当て、ビジネスに昇華させる原動力になるからです。
日々高揚感をもって、新しいことに目を向けながら過ごすことで、それまでにない発見をして、もっと知ろうという好奇心につながるのです。こうした生活習慣を実践すれば、いつまでも好奇心を失うことはないでしょう。
子供のころの「どうして?」という気持ちが、大人になると、いつの間に「どうでもいいや」にすり替わってしまうものです。しかし、好奇心が、その道で成功するための不可欠な条件であることを忘れないでくだ
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