森羅万象から学ぶ人生羅針盤「嫌な奴なんだけど気になる人」
2023.02.27
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「嫌な奴なんだけど気になる人」
10年以上前の話ですが、韓国の若者を対象にしたアンケートで、日本は「一番嫌いな国」であると同時に「一番気になる国」でもあるという結果がでました。
これが恋愛ドラマなら、主人公の女の子が、口では悪く言うものの、心の底では無意識のうちに憧れている、「嫌な奴なんだけど気になっちゃうアイツ」みたいな、ちょっと不良っぽい男の子のような存在になります。まさに、人の心理は単純ではないという証拠です。
しかし、自分の周りを見回してみると、こうした「嫌な奴なんだけど気になる人」は意外に多くいるもので、そうした人には一定の良い評価が下されているものです。それは大きく2つの理由に集約されます。
まず1つ目は、発言や行動にきちんとした筋が通っていることです。こうした人を批判する人は、単に価値観が違うだけでなく、その人の発言や行動が自分にとって都合が悪いからです。
次に2つ目ですが、嫌われることにまったく興味がないため、決して善人面(づら)しないことです。自分に向けられる視線を一切気にしないので、悪く思われても何とも思わないのです。
一般に人間は、どうしても人から良く思われたいとして、ウケ狙いの目立った行動をとりがちですが、その本質を見抜いた人は一切通じません。そして、自分に向けられる視線を一切気にしない姿を「孤高の人」「凛としている」と評価する人も多いため、逆に人気がある場合もあります。
やはり、嫌われても物事の筋を通し、正しい発言をすれば、正当に評価してくれる人がいることを忘れないでください。
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