森羅万象から学ぶ人生羅針盤「子供の名前を考える」
2023.03.22
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「子供の名前を考える」
子供の名前を考えるとき、著名人になぞらえたり、姓名判断をしてみたりして、少しでも良い名前につけたいと思うものですが、ここで1993年(平成5年)8月におきた「悪魔ちゃん命名騒動」を思い出します。
これは東京都昭島市役所に提出された「悪魔」と命名された男児の出生届に対し、「子の名を『悪魔』とするのは妥当でない」旨の理由により受理手続きが完成させず、裁判に発展したのです。最終的には翌年に新しい名前を届け出て、市役所はそれを受理したことで、この騒動は決着しました。
そしてこれから話すことは私の友人の実体験です。彼がお客さまを訪問した際、ちょうど中途採用者の書類選考をしている最中だったのです。そして、その会社の社長は送られてきた履歴書に目をやり、そのうちの数枚を抜き取って、内容を見ることなく、そのまま総務担当者に返送を指示したのです。
友人は理由を尋ねると、「キラキラネームだからだ。キラキラネームをつけるようなレベルの親に育てられた子供はろくな人間がいないので面接する必要がない」というものでした。
驚いた友人は、高校教師をしている知人にこの事実を告げると、「確かに就職の時にキラキラネームは不利に働くことがある」として、その社長の判断に一定の理解を示したというのです。
念のために申し上げておきますが、私はキラキラネームの良し悪しや好き嫌いを話しているのではありません、前述の社長のような考え方をする人がいるという事実を述べているのです。
それに、そもそも名前は人に与える第一印象のトップに位置するものです。子供の名前について、様々な面で不利な扱いを受けるだけでなく、学校でのいじめの原因になることのないよう常識に則って考えるべきと心得てください。
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