森羅万象から学ぶ人生羅針盤「学んだら歩こう」
2024.07.20
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「学んだら歩こう」
歴史上の偉人の中には、散歩を日課にしている人が石を投げれば当たるほどいます。それには歩くことが非常に有効とされ、アメリカにはキャンパス内に研究者専用の散歩コースを設置している大学がたくさんあるくらいです。
学んで蓄えた知識や情報を血肉にするには歩くことが非常に良いとされ、脳科学的にも有効であると証明されています。それは「デフォルト・モード・ネットワーク」に関係しています。
「デフォルト・モード・ネットワーク」とは、何かに集中して仕事をしている場合よりも、むしろ何もしていない時、休んでいる時、リラックスしている時のほうが活性化する状態なのです。
ぼんやりしている時などは無駄なように思えてしまいますが、実は逆なのです。このときのほうが脳は活性化しているのです。つまり「デフォルト・モード・ネットワーク」は、集中している時に集めた色々な情報や経験を、頭の中で整理する働きをしているのではないかと言われています。
そして、歩くことは「デフォルト・モード・ネットワーク」を大いに活性化させると言われています。例えば、アップル社の創始者の1人であるスティーブ・ジョブズ氏などは、散歩によって重要な意思決定をしていたのです。
私たちの日常は、クルマ無くして成立しませんが、それでも半径500メートルぐらいの範囲であれば、あえて歩いて行動しましょう。私も左半身に障害がありますが、散歩は率先して実行しています。そして間違いなく脳に良い影響を与えられ、思わぬひらめきが生まれます。やってみてください。
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