森羅万象から学ぶ人生羅針盤「完璧でないことが普通」
2022.12.24
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「完璧でないことが普通」
相手のありのままを受け入れるとか、長所も欠点もまとめて好きになることについて、これまでに色々とご案内してきましたが、今回は、受け入れることと、あえて受け入れないことについてお話ししましょう。
ます、積極的に受け入れようとする場合は、ものの見方を変えることで、欠点を長所と受け止めることです。例えば短気なら決断が早いとか、逆に石橋を叩いても渡らないような人なら慎重派であるという見方ができます。もちろん、ものには限度があり、結果としてその判断が間違っていれば正しく指導する必要があります。
その際は、受け入れる相手のバックボーンも確認しましょう。そもそも相手は自分とは違う人格の人間であり、素質も育った環境も違うし、喜びや苦しみに対する反応も違うはずです。その部分に理解を示すことができれば、受け入れることは十分に可能となります。
しかし、どうしても受け入れられない人がいることも事実です。それは宗教観であったり、元々備わっている情緒的な特性であったりと様々ですが、一番の原因は、自分が相手の対して過剰な期待をしていることです。
特に、知らず知らずのうちに、相手に完璧さを求めていたら、相手の欠点を受け入れることは不可能です。もし、相手に完璧さを求めていることに気付いたら、あえて距離を置くことも重要です。
そして、過剰に期待は、他人だけでなく自分にもしないことです。特に、完璧な夢の追求は、ストレスと欲求不満を膨らませることになり、自分自身をつぶしてしまうことになります。
むしろ、完璧でないことが普通であると捉えるほうが、自分だけでなく他人の人生も豊かにしてくれることを忘れないでください。
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