森羅万象から学ぶ人生羅針盤「小さなことから積み重ね目標実現」
2022.07.22
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「小さなことから積み重ね目標実現」
去る7月15日、本連載でも度々登場していただいた土屋ホールディングスの創業者・土屋公三氏が逝去されました(享年81歳)。心よりご冥福をお祈り申し上げます。
土屋氏は、自ら開発した社員教育プログラム「3KM生涯幸福設計」を3代続けて学べば教えが150年生きるとし、その啓蒙を国民運動にしたいと仰っていました。私の会社・躍進では、まず私が初代で学び150年教えを継いでいく所存です。そこで土屋氏を偲び、本日より5日連続で「3KM生涯幸福設計」の教えについてご案内したいと思います。
以前にもご説明しましたが、「3KM生涯幸福設計」の3KMとは、個人、家庭、会社の頭文字Kと、目標(Mark)、管理(Management)、意欲(Motivation)の頭文字Mを合わせたものです。そしてそれは、中国の書物『大学』において示されている「修身斉家治国平天下」に由来するものです。
文字通り「自分の身を修め家庭をととのえ国家を治め天下を平らかにすること」ですが(故事成語を知る辞典より抜粋・要約)ですが、天下を平定するにはまず国を治め、国を治めるには自分の家庭・家族関係をきちんとし、そのためには自分自身が身を修めなければならないとしているのです。
転じて、ビジネスにおける目標達成の進め方は、まず3KMの3Kである個人を正しく律し、健全な家庭を築き、心安らかに日常を過ごすことで、会社においての活躍が可能となり、3Mの1つである意欲(Motivation)が湧き、目標(Mark)達成のための有効な管理(Management)が実施されるのです。
そして目標は、実現可能となる小さなことから積み重ね、一つずつ達成していくことで自信がつき、次のより高い目標を目指すことができるのです。目標なくして努力なし、努力なくして成果なし、成果なくして分配なし、分配なくして満足なしを経て、次の目標に向かうという目標と満足のサイクルを理解し、「3KM生涯幸福設計」を実践してください。
社長ブログ新着記事
-
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「言葉を失うような出来栄え」
-
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「成功してこそ決断」
-
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「やましい心根の人とは距離を置く」
-
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「人間としての真の値打ち」
-
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「夢は前だけにある」