森羅万象から学ぶ人生羅針盤「小さな伝手を生かす」
2021.12.09
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「小さな伝手を生かす」
以前、人脈とは数ではなく、たとえ一人でも「あの人に頼めば、大抵のことは実現してくれる」「紹介されたお客さまは、皆リピーターになってくれた」など、確実に利益をもたらしてくれる人であることをご案内しました。
しかし、肝心なのは、そういう人といかに巡り合うかです。そこで、大事なのが、小さな伝手を次々に辿っていくことです。まさに、「友達の友達はみな友達だ。世界に広げよう友達の輪」なのです。これは、決して面白フレーズに留まるものではなく、人脈作りの基本ともいえる考え方です。
友達の輪を広げるには、名刺交換した際に、必ずその人のバックグラウンドを確認しましょう。有力者と出身地や出身校が同じか、身内や所属している団体に有力者がいるかなど、何でもいいですから小さな伝手を探っておくのです。
その後もコミュニケーションを絶やすことなく付き合いを継続し、いざという時に、そこからスタートして、紹介を重ねながら、有力者にたどり着くのです。もちろん、紹介の各段階で、必ず返礼することを忘れてはいけません。
友達の輪なら、理論上、誰でもアメリカ大統領につながることができます。例えば、中小の建設業者の社長なら、大手の建材メーカーの役員と知り合いであることがあります。そうした人は国土交通省の役人と知り合いです。その役人は国会議員と知り合いであり、その国会議員から我が国の総理大臣、アメリカ大統領へとつながっていくのです。
小さな伝手を生かせば、あらゆる有力者にたどり着けます。さらに、そこまでの過程で、また新たな伝手が見つかるものです。そうして、友達の輪は無限に広がっていき、確固たる人脈のネットワークが出来上がることを強く認識してください。
社長ブログ新着記事
-
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「言葉を失うような出来栄え」
-
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「成功してこそ決断」
-
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「やましい心根の人とは距離を置く」
-
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「人間としての真の値打ち」
-
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「夢は前だけにある」