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森羅万象から学ぶ人生羅針盤「希望が見えるまでが辛抱」
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森羅万象から学ぶ人生羅針盤「希望が見えるまでが辛抱」

2022.11.28

森羅万象から学ぶ人生羅針盤「希望が見えるまでが辛抱」
 イギリスのことわざに「夜明け前が一番暗い」があります。しかし、夜間を照らす月の入りが夜明け前だからということではなく、辞書的な意味では、苦難や雌伏の期間は終わりかけの時期が最も苦しく、それを乗り越えれば事態が好転するだろうというものです(デジタル大辞泉より抜粋・要約)。

 つまり、暗さを苦難、夜明けを希望と置き換えて考えれば、本当の意味がよくわかります。苦難というものは、「いつまでこんな苦しいことが続くのだろう」と希望を見つける直前までどんどん辛さを増していきます。しかし、希望を見つけたとたんに、一気に心が解放され明るくなるものです。

 現在のコロナ禍も、いまの時点では夜明けが見えてこない状況にあります。しかし、新型コロナウイルスは、変異するたびに弱毒化し、いずれインフルエンザウイルスと同様に人類と共存していくようになるには、4年から20年かかると言われています。そし、最短とされる夜明けまでの4年にはあと1年ちょっとかかりますので、その時に朝日が見えてくるかもしれません。

 その間は、新型コロナウイルス以外の新たなウイルスが発生する可能性も含めて、未来への対策を様々に講じておけば、朝日がよりまぶしく感じられるでしょう。

 トンネルも同様に、出口を見つけた瞬間にホッとするものですが、それまでは不安は募るばかりです。やはり、希望が見えるまでが辛抱と心に決め、その受難の時期をポジティブに捉え、未来の発展のためにとことん準備を積み重ねるのです。そして夜明けの時こそ、一気に飛躍するスタート地点と心得ましょう

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