森羅万象から学ぶ人生羅針盤「幸福行き未来列車から見える景色」
2022.09.14
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「幸福行き未来列車から見える景色」
イギリスの作家ジョナサン・スウィフトの言葉に「ビジョンとは、目に見えないものを見る術(すべ)のことである」があります。
ビジョンは、一般的な意味では、「視覚。視力。また、視覚による映像」ですが、ビジネスにおいては、「将来の構想。展望。また、将来を見通す力。洞察力」となっています(デジタル大辞泉より抜粋・要約)。つまり、不確実な未来のイメージを示すことなのです。
ビジョンを示すことは、目的や目標を達成するための可能性や、その結果得られる幸福を共有・共感するためなのです。企業トップやリーダーたる立場の人は、明確にビジョンを示さなければ、社員や部下を率いることは難しいでしょう。
ビジョンを示せば、組織の構成メンバーは、未来をより幸福なものにするため、具体的なアイデアを出すようになります。それには、実現に至るまでの詳細なデータも明らかにします。そうすることで、他のメンバーに対して、モチベーションやエネルギーを与えることができるのです。
つまり、ビジョンを示すことでゴールが明確化され、それに向かって邁進しようという気持ちになるからです。まさに、目に見えないものが見えるようになるので、メンバーの視界が広がるだけでなく、遠くに、そしてディティールにまで関心を示すようになります。
そうして、1つのビジョンを確認すれば、その先にある新たなビジョンについても確認したくなるものです。まさに、ビジョンは幸福行き未来列車の車窓に、次々と見えてくる景色であることを強く認識してください。
社長ブログ新着記事
-
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「言葉を失うような出来栄え」
-
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「成功してこそ決断」
-
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「やましい心根の人とは距離を置く」
-
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「人間としての真の値打ち」
-
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「夢は前だけにある」