森羅万象から学ぶ人生羅針盤「当たり前を最優先に感謝する」
2022.09.29
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「当たり前を最優先に感謝する」
よく知られていることわざに「親の意見と茄子の花は千に一つも無駄は無い」があります。茄子の花には咲いても実を結ばない徒花(あだばな)はほとんどなく、同様に親の意見は子どもの将来を思って言われるものであり、1つとして無駄がないという意味です(ことわざを知る辞典より抜粋・要約)。
しかし、親の意見というものは、往々にして耳が痛いものですが、それは後々に生きてくるもので、やはり一切の無駄はありません。例えば、親は子供に箸の持ち方を厳しく指導しますが、子供にしてみればただ鬱陶しいだけです。しかし、大人になって、そのおかげで食事の時にカッコ悪い所作をしなくて済んだと気付き、大いに感謝するものです。
そんな親は、このように時として鬱陶しい存在であるため、最も世話になっているにも拘らず、居て当たり前の存在として、感謝を忘れてしまうものです。しかし、間違っても親は居て当たり前などを考えてはいけません。それどころか、いくら小言をいわれても最優先に感謝しましょう。
さらに親だけでなく、自分の周囲を取り巻く存在には、居て当り前などというものは何一つないと心得て、すべてに感謝するのです。ビジネスの世界なら、お客さまは言うに及ばず、私の会社・躍進の基本哲学精神における「躍進5原則」のように、社員仲間、協力業者、仕入先、家族に感謝して、いわゆる5方良しを実現するのです。
また、そうした人たちから受ける影響は、親の意見のように一見疎ましく思うものもあります。しかし実際は、「千に一つも無駄は無い」ことを強く認識し、当り前を最優先に感謝する姿勢を心掛けてください。
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