森羅万象から学ぶ人生羅針盤「心の疲れの取り方」
2025.12.23
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「心の疲れの取り方」
肉体が疲れた時は睡眠と食事で回復しますが、心が疲れている場合には効き目は薄いものです。それを回復させるには、一時的に環境を変えることです。
例えば、いわゆる“コンクリートジャングル”で仕事をしているのであれば、青い空、花咲く丘のもとで、「なんて美しく心安らかな場所なんだ」と思えれば、心の疲れなど吹き飛びます。近くの公園でも十分に効果はあります。
そして悲しいドラマや映画を見るのも効果的です。涙にストレス物質が含まれているため、それを排出することで生理学的にも心の疲れをとることに有効なのです。
また、利害関係がまったくない友人に会って、くだらない四方山(よもやま)話に花を咲かせることは、仕事の心労から解放してくれます。利害関係ほど心を疲れさせるものはないからです。
さらに子供や孫とゲームをするのもよいでしょう。そこでは勝ち負けにこだわってはいけません。余計に心が疲れます。わざと負けてやることで、その喜ぶ顔が心の栄養剤になります。
そして、パワースポットに出向くのも悪くないようです。何かのご利益(りやく)を期待するのではありません。そこに流れる“空気”によって、「なんとなく視野が広がって人生観が変わった」という人がいるので、それを真似してみると案外自分に合っていることもあるでしょう。
最後に、友人が実践していることを紹介します。ズバリ何も考えず何もしないことです。これで心がデフォルト(初期設定)の状態に戻り、心がパっと軽くなると言っていました。何でも良いのです。自分に合うものを試してみてください。
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