森羅万象から学ぶ人生羅針盤「必ず成功すると思い込む」
2022.10.15
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「必ず成功すると思い込む」
これまでに、失敗を肯定的に捉え失敗から何を学ぶかについて、数々の事例や手法を紹介してきました。つまり、PDCAサイクルにおける具体的なCとAの対処法です。
しかし、有効なCとAを実行する前に、絶対に忘れてはならないのが、「自分は必ず成功する」と思い込むことです。それは、自分自身を信じるためです。もちろん思い込みが悪く作用すると、現実を冷静に見ることができなくなるため、ともすればストーカーなどの犯罪行為に走ってしまいます。
しかし、思いの強さがなければ人は挫折してしまうのです。なぜなら、成功に立ちはだかる壁というのは、とてつもなく分厚く高くそびえているからです。
そして、とことん思い込むことで、いわゆる虚仮の一念(こけのいちねん)を生み出します。虚仮とは愚かな人や行為を指す言葉ですが、そんな愚かな人が1つの事にひたむきに打ち込むことを意味しているのです。そこから「虚仮の一念岩をも通す」という言葉に発展します。これは、才能のない凡人や愚かな人でもひたすら努力を続ければ難事を実現できるという意味です(実用日本語表現辞典より抜粋・要約)。
失敗は、1つの現実を知ることですが、そこで「成功しないかもしれない」という不安に駆られることなく、必ず成功すると思い込みましょう。そして「失敗という現実は1つのデータであり通過点」と認識し、自分を疑わず一心不乱に努力することが成功への必要不可欠な要素であることを忘れないでください。
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