森羅万象から学ぶ人生羅針盤「思い出すことで記憶を完全にする」
2026.05.17
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「思い出すことで記憶を完全にする」
「学んで時にこれを習う」は、『論語』を代表する学而篇の一節です。そしてこの「習う」には、復習するという意味と実践するという意味が込められています。そして、復習から実践に至るまでに不可欠な行為は「思い出す」です。
例えば、読書でもテレビの鑑賞でも構いませんが、「今読んだ(観た)内容は、どんなものだったか?」を自問自答するのです。これを繰り返すと、脳が記憶を引き出すトレーニングになり、その負荷が記憶力を強化します。
さらに、以前ご案内した「悟りなおす」ことも大事です。人間は努力を重ねていると、ある瞬間に大事なことをひらめく、つまり小さな悟りを得ることができるのですが、それは時間の経過とともに忘れてしまうものです。
それを防ぐには、悟った時の状況を記録しておき、定期的にその記録を確認して悟りなおすのです。時間の経過とともに忘れる原因は、脳が「この悟りは1回だけ使う記憶だ」と勝手に判断して、いつの間にか消し去ってしまうからです。
しかし悟りなおす、つまり思い出すことで、「これは絶対に忘れてはならない記憶だ」と脳は判断し強く確実に記憶として残り、真の悟りになります。
そして悟ったことを第三者に、中学生にも分かるような平易な言葉で解説しましょう。平易な言葉で解説できなければ、十分に悟っていない証拠です。これも思い出す行為による記憶の確認です。思い出すことができるということは、学んだことが血肉になっているのです。
認知科学(脳科学)では、最も効果的なアクティブリコール(能動的想起)の実践を強く勧めています。つまり、思い出すことが記憶を完全なものにするために有効であることが研究報告されているのです。ぜひ実践してください!
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