森羅万象から学ぶ人生羅針盤「悪口には適切に対処する」

2022.12.12

森羅万象から学ぶ人生羅針盤「悪口には適切に対処する」
　悪口には大きく分けて2種類あります。1つは自分の欠点や言動が原因になって発せられた悪口で、それにはむしろ「ありがとう」と言うべきです。なぜなら自分への忠告であり、自分に対して関心を持ってくれている証拠で、その裏には愛情が込められているからです。

　もちろん、何の根拠もない単なる誹謗中傷の悪口は堂々と否定し、なぜそのように思うのかを聞き出せば、意外な原因が分かり、その改善点が見つかるので、これについても前向きに捉えてください。

しかし2つ目の、他人に向けられた悪口には、その対応に十分気をつけましょう。これには、相手に対する憎しみが元になって貶めることを目的に発している可能性が高いからです。

　そして、誰かの悪口を聞かされ、適当に相槌を打っただけなのに、「◇◇さんがあなたの悪口を言いふらしている」として、まるであなたが悪口を拡散している張本人であるようかのようにされる落とし穴があるのです。

　また、「人の悪口を言うことは良くない」と面と向かって注意したり、無視したりすると、今度は自分がいわゆる「いじめの対象」にされてしまい、デマの誹謗中傷を拡散される標的になってしまいます。

　そうしたレベルの悪口に対しては、徹底的に無言を貫きましょう。つまり相手にしないことが一番適切な対処法です。そして心ある仲間と共に、お互いを指摘し合いながら、切磋琢磨できる環境を作り上げるように努めてください。

森羅万象から学ぶ人生羅針盤「悪口には適切に対処する」

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